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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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畑起こし・味噌玉作りやりました!


週末には、畑作業や味噌作り等、農山村文化の体験活動も行っています。
 
 いまはお金さえあれば何でも手に入る時代ですが、「もの」を一から作る体験を通じて、「もの」のありがたみが分かるようになるのではないでしょうか。
 
 農山村文化体験を通して、「もの」があることを当たり前に思うのではなく感謝できるように、また、「もの」を粗末せず大切にしていく気持ちが持てるよう育ってほしいと願っています。

4月12日 畑起こし

 センターには、子どもたちの畑が3箇所あります。2つは、みんなで作るための畑。ひとつは、2年目以上の子が自主的に作物を育てる畑です。今回は、継続生と新入園生に分かれて畑を起こしました。
 
 新入園生の畑では、土の中で眠っていたカエルが出てきて子どもたちが大喜び。中には「カエルさん出て来い」と言いながら鍬を振り下ろしている子もいました。


4月13日 味噌玉作り

 センターでは、八坂産の大豆を使い、自分たちが食べる味噌を昔ながらの方法で作っています。 
 
 この日は、
?@前夜きれいに洗っておいた大豆を煮る。
?A味噌擂り機(電動・手動)に?@をかけてミンチ状にする。
?B擂り潰された大豆をソフトボール大に丸め、風通しのよい場所に置く。
という作業を、4つの生活班で分担して行いました。時間を決めて担当する作業を入れ替え、全員がすべての工程を体験しました。

 大豆は160キロという量でしたが、中3生を中心に手際良く作業が進み、最後の片付けや掃除まで午前中に終わらせることができました。次の作業は、この味噌玉を麹や塩と一緒に漬け込む「味噌仕込み」です。仕込んでから2夏越せば、おいしい味噌の出来上がりです!

※昔は麹が高価で貴重だったため、このように玉を作ってしばらく置き、自然の菌をまわして味噌作りを行っていたそうです。このように、私たちは昔ながらの方法で味噌作りをしています。















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