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山留一年目

山村留学指導員 高橋菜花

 はじめまして。八坂美麻学園一年目職員の高橋です。今回は自己紹介がてら、私と育てる会の出会いについて書きます。

 私は第二新卒として育てる会に入職しました。前職が全く性に合わないわけではありませんでしたが、「なんだかもっとワクワクで、そして自分の人生をかけて何かに挑戦してみたい」という気持ちを放っておくことが出来ず、そうと決まれば今が人生で一番若いのだから!と、自分探しを始めました。

 ある日、くらぶち英語村の夏行事に参加した子どもの体験談を聞いた叔母から「ピッタリの場所だと思う。」と、育てる会を紹介されました。群馬出身の私にとって、自分が生まれ育った地域で「山村留学」という取り組みが行われていたこと、「山村留学指導員」という職業があること、全てが新鮮で衝撃的でした。自然が好き、子どもが好き、異文化交流が好き。「好き」であることと、それを仕事として取り組むことでは意味合いが大きく違うと思うけれど、それでも指導員としての働き方、生き方に挑戦したいと思いました。

 今年の三月。研修に参加するために、初めて八坂を訪れました。子ども達の生き生きとした表情や、その生活ぶり、そして先輩方の指導員としての姿を見て、「ああ、ここで働きたい」と強く思いました。

 そして今、私はその「八坂美麻学園」で憧れの先輩と、そして個性豊かな子ども達と生活しています。初体験のことに挑戦する新入園生の姿や、継続生の頼もしさに背中を押されながら、子どもたちに負けないように毎日を振り返っています。指導員としての度量はまだまだですが、自分なりの「山留一年目」をしっかり楽しんで、学んで。残りの半年も、子ども達、そして自分自身の成長も沢山見つけられるような日々にしたいです。
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写真:収穫祭へ向けて一致団結















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