トップ > 指導者だより

指導者だより

歩くことに貪欲に


山村留学指導員 大山楽人

 収穫祭を終え、いつも以上に静かに感じる農家中のセンター。そして、八坂の景色もまた静かに冬を待っているように見える。
 二〇二〇年もあと一ヶ月。今年は、山村留学にとって大きな転機になっただろう。様々な制限に縛られる日々。当たり前にできていたことができないことへのもどかしさが子ども達から滲み出ている。

続きを読む"歩くことに貪欲に"



個人体験の時間


山村留学指導員 高木陽光

 コロナ禍での収穫祭が無事に終わり、慌ただしかったセンターでの生活が元に戻った。太鼓や民舞、行ってきた農事の発表など、様々な内容がある中、学園生が、おそらく一番時間をかけたものが、個人体験発表に関することだろう。

続きを読む"個人体験の時間"



「しあわせだなぁ」


山村留学指導員 伊藤僚

 収穫祭本番を1週間前に控えた頃、子どもたちのモチベーションもいよいよ高まり、「大広間の掃除、声かけてやっちゃった方がいいよね!」「はやく食べ終わって、準備しないと」と、自分から生活の質を一段階も、二段階も上げて動く姿があった。

続きを読む"「しあわせだなぁ」"



「歩み寄るということ」


山村留学指導員 邑上貴厚

 大田市山村留学センターでは、11月14日の収穫祭以降、3月の修園の集いを迎えるまでの約4ヶ月間、地元の神楽団に教えていただきながら、「石見神楽」を体験することができる。地域の伝統文化の本物に触れられる貴重な体験である。
 しかしこの体験は必ずやるという活動にはしていない。子どもたちの希望を聞き、全員の希望があってはじめて、活動がスタートする。

続きを読む"「歩み寄るということ」"



失敗経験


山村留学指導員 有坂亮祐

 木々の葉っぱが、いつの間にか無くなり、赤かった山々に茶色の部分が増え始めている。ここ最近は暖かく、冬のおとずれなど感じなかったが、木々はすでに冬の準備を終えようとしていた。
 大川村では、小中学校の学習発表会や村の文化祭が終わった。しかし、部活の大会やマラソン大会が残っている。留学生にとって、年末よりも十一月中旬からの行事ラッシュのほうがよっぽど忙しいのかもしれない。

続きを読む"失敗経験"



明日への活力


山村留学指導員 石川寿

 晩秋はあっという間に日が落ちる。すでに夕焼け空で辺りは暗くなり始めている。子ども達は「今日も行きたい」と指導員に声を掛け、そそくさとランドセルを片付け、英語村周辺の地域へと繰り出して行く。

続きを読む"明日への活力"



「楽しい」が交わる


山村留学指導員 松浦実穂


 学園生が年間を通して取り組むものに、個人体験という活動がある。各々が、自分の関心に沿って、八坂・美麻だからこそできる体験を重ねていくものだ。十一月末の「収穫祭」で成果を発表する場を設けているので、秋口を過ぎると個人体験にも力が入る。

続きを読む"「楽しい」が交わる"



生きものの世話を通して


山村留学指導員 戸田佐和子

 ある日の夕方、玄関から「今日のヤギ当番、誰? ヤギが小屋にいないのに何に餌やったの?」という職員の呆れた様な声が。

続きを読む"生きものの世話を通して"



地域の人の温かさ


山村留学指導員 持山真

 今年も収穫祭が近づいてきました。規模は縮小しますが、今年も無事に収穫祭を開催することが出来る事になりました。
 センター活動中の週末は収穫祭の準備に取り組んでいます。太鼓や劇の練習はもちろん、一人ひとりの個人体験もラストスパートです。体験内容によっては、アンケート調査に行ったり、地域の詳しい方に教わりに行ったりしています。

続きを読む"地域の人の温かさ"



田舎の良さ


山村留学指導員 稲井祐介

 学園生が農家生活中のある週末のこと。私は家族と一緒に車で出かけ、家に帰る途中でした。
 受け入れ農家さん宅の近くを通り過ぎた時に、何気なく窓の外を見ると煙が上がっており、付近に3人の子どもの姿が確認できました。私はすぐに、「学園生が農家の草焼きを手伝っている」のだと分かり、改めて都会ではできないような体験をさせてもらっていることに嬉しくなりました。

続きを読む"田舎の良さ"



「劇"埋没"」


山村留学指導員  有坂亮祐

 毎朝、「朝のつどい」で外に出ることに抵抗が出てきた。朝の外気は五度を下回る予報が出る日が増えてきている。
 この前、留学生と「埋没」という公演を見てきた。これは早明浦(さめうら)ダム建設計画が持ち上がったときの大川村の様子を劇にしたものだ。

続きを読む"「劇"埋没"」"



「山留生に学ぶ」


山村留学指導員 今野利彦

 私が英語村に勤めてから半年が経つ。倉渕での生活は刺激的だ。
 昨年、私はカナダのバンクーバーに滞在していた。そこは都心を少し離れると大自然が広がっている。しかし、その頃は自然への興味関心がなく、数回のハイキングをしたくらい。
 倉渕に来てからは、アウトドア漬けの生活をしている。山登り、クライミング、山菜採り、川遊びなど毎日が冒険である。アウトドアへの挑戦をするようになったのは子どもたちによる影響が大きい。

続きを読む"「山留生に学ぶ」"



「新入園指導員」


山村留学指導員 上野芽生

 今年三月に大学を卒業し、春から指導員として八坂美麻学園にやって来た。
 新入園生と同じで、初めてのことばかり。わからないことだらけで右往左往する日々が続いた。学園生に「これはどうすればいいの?」と聞かれても「ごめん、分からないから他の指導員に聞いて」と答えられないことばかりで情けない思いをすることも多くあった。

続きを読む"「新入園指導員」"



収穫祭にむけての時間


山村留学指導員 高木陽光

 10月に入ると、気温も下がり朝はかなりの冷え込みになる。秋が深まっていくこの時期から、学園生は本格的に収穫祭、そして学校文化祭の白樺祭に取り組んでいる。
 収穫祭では、個人でテーマを決めて、追求、研究をしていくものがある。生き物や工作、村の風土に焦点を当てて、それぞれが創意工夫をしている。

続きを読む"収穫祭にむけての時間"



農業はタイミング


山村留学指導員 伊藤僚

 3週目の土曜日に間引きをした畑は、ダイコン、野沢菜、青梗菜など葉物の間引きと草取りをしました。
 種まきの時点で多めに撒いてしまっていたので、「いっぱい採れたよ〜」「洗うの大変そう!」と子どもたちがコメントするほど。一輪車山盛りと、コンテナ1つ分の大量の間引き菜が採れました。

続きを読む"農業はタイミング"



『家族とライバル』


山村留学指導員 水落碧衣

 今年度の留学生活が始まって半年が経過した。最初は血のつながりがない人たちと同じ屋根の下で暮らすことに慣れず、子ども同士がぎこちなくやりとりをしていたが、今は楽しく食卓を囲み、一緒に活動にチャレンジする姿も見られるようになった。
 同年代の人が集団で生活していると、意識してしまうのが、学年の近い者同士の関わり合いだ。最初は友達として仲良く遊んでいたのが、数か月経過して相手の性格や能力がわかるようになると、自分より優(まさ)っている部分がやたらと目立って見えてしまい、「自分も負けたくない」と闘志を燃やす、ライバルとしての関係が現れてくる。

続きを読む"『家族とライバル』"



保護者と指導員


山村留学指導員 有坂亮祐

 空を見上げれば飛んでいた燕の大群がいつの間にかいなくなっている。彼らは冬を越すために遠く南の方まで飛んで行ったのだろう。遠い所へ行くものはインドネシア諸島を経由してオーストラリアまで飛んでいく説もあるとか。過酷な長旅なのは想像するにたやすい。

続きを読む"保護者と指導員"



「見守る学び」


山村留学指導員 江田静香

 私は好奇心が旺盛で、おっちょこちょいな子どもだった。小・中学生の頃は学校でよく怪我をして、母親が駆けつけてくれていた。今思えば母親は働いていたため、迎えに来るのは大変だったと思う。
 昔は小学校に様々な遊具があり、一緒に遊んでいた友達はみんな運動神経が良かった。私もみんなと同じように遊びたいと、挑戦しては毎回どこか抜けていて、母親に面倒をかけることが度々あった。二メートルほどの高い鉄棒で前回りをしようとして、何故かはわからないが、手を離して顔面から落っこちたり。またある時は、「ホチキスで指を挟んだらどうなるのだろう?」と訳の分からない好奇心から、爪ごと指を挟み血だらけになったり。今となっては笑い話だが、これら以外にも沢山のエピソードがある。

続きを読む"「見守る学び」"



失敗を糧に


山村留学指導員 大山楽人

 夏休み明け、お互いの距離を意識し「なるべく一人でできる事」「密を避ける事」を、気を付けながら活動をしている。
 そんな中、学園生全員でソロデイキャンプをした。ソロキャンプは、二人以上でやるキャンプと訳が違う。みんなでやるキャンプでは、継続生や班の仲間と相談し役割を分担しながらできるが、ソロでは全ての工程を自分で考え、動かなければならない。難易度は劇的に上がる。「考える力」「対応力」発想の「柔軟性」が必要となる。

続きを読む"失敗を糧に"



運よく川遊び!


山村留学指導員 戸田佐和子

 異例尽くしの一学期と夏休みの帰省を終え、学園生たちは二学期始業三日前に帰園。
 例年にない休日ができ、八月下旬の週末も合わせると活動できる日が増えた格好に。売木村も残暑厳しかったが、新型コロナウイルス感染予防や熱中症対策を講じながら幾つかの体験活動を実施。

続きを読む"運よく川遊び!"






©SODATERUKAI All rights reserved.