「四季の変化」
山村留学指導員 谷田怜海
「ヤマブキがもう咲き始めてる」「田んぼに水が入り始めたな」「ナスに花が咲いてる!」「キイチゴ見つけた!」私が4月からの3か月で見つけた自然の変化のほんの一部である。子ども達と同じ様に、私自身も季節の変化を敏感に感じるようになった。四季を2回繰り返し、入職三年目を同じ場所で迎えたからこそだろう。
都会育ちの私にとって、季節の変化はファッションが変わることしか意味がなかった。夏だからショーツを履こうとか、冬だからファーがついているコートが着られるとか。季節ごとにスーパーに並ぶ野菜が変わっていても、それに気づくことは少なかった。
活動作文に苦しむ子どもたち
山村留学指導員 戸田佐和子
一学期も終わりに近づき、山村留学生活にも慣れてきた学園生たちの生活は、夏休みまでの消化試合の様相を呈しているようだ。しかし、週末に行う体験活動の作文を書くことにはなかなか慣れず、苦しめられていると感じるらしい。
『失敗から学ぶ』
山村留学指導員 伊藤僚
山村留学の生活は、親から自立し、自分の力で色々なことに挑戦するため、失敗体験がとても多い。
この失敗体験から、自分で気づきを得て、「次はこうしよう!」と、さらなる挑戦をしていくことが、自己肯定感や自尊感情に繋がっていく。
「三角食べ指導の根拠とは」
山村留学指導員 浅平泰地
四人の新入生が加わった今年度は、計七人での生活です。七人いれば七人分の考えや習慣がありますが、特に食事の場ではそれぞれの癖が現れ、これまで習慣を正すよう指導をする事も多々あります。
「成長」
山村留学指導員 山本彩乃
留学生が英語村へ入村してきて、早いもので四ヶ月を迎えた。倉渕町を思う存分楽しみ、すっかり日焼けした肌に逞(たくま)しさを覚える。きれいだった服装も、今では汚れ跡が見られ、手足には傷跡や虫刺され跡が残っている。それらの跡は、ここではとっておきの勲章だ。彼らが一日一日を目一杯生き、この土地で育った証である。
「この一学期で学んだこと」
山村留学指導員 縄田柊二
雪が解け、四月に起こした畑にはもう野菜が実をつけた。あっという間に一学期が終わりを迎えようとしている。