個人体験
山村留学指導員 吉澤かおり
二学期に入り、いよいよ子どもたちの個人体験も本格的に始まってきた。ここ八坂美麻でしかできない、楽しいこと、やりたいことをそれぞれが見つけて取り組むのが個人体験だが、今年も様々なテーマで子どもたちが取り組んでいる。指導員も子ども一人ひとりに担当がつき、その子どもたちをサポートしながら一緒に取り組んでいるが、私自身、この個人体験が大変でもあるが、いつも新しい発見があり楽しませてもらっている。
うるぎ大運動会
売木学園センター長 市川太郎
9月10日に運動会が開催されました。売木村の運動会は学校のみで開催するのではなく、保育園・小中学校さらには村民の方々みんなで行う「うるぎ大運動会」です。ここ2年間はコロナ禍のため村民の部が中止されて保育園と小中学校のみでの開催でした。今年はコロナ禍ではありますが感染対策を行い、短縮バージョンで大運動会として3年ぶりに開催されました。
『雨の日本海キャンプ』
山村留学指導員 伊藤僚
九月の最終週には、新潟県へ日本海キャンプに行ってきました。この活動の目的は、海がない長野県に住んでいる学園生にとって、非日常の体験として、海の活動をすること。釣りをして、夕食のおかずを手に入れること。今年度最後のキャンプワークを全員で工夫し、協力しながら行うことです。
北三瓶っ子大運動会
山村留学指導員 稲井祐介
例年、北三瓶小中学校の運動会は、地域の運動会と合同で行われるので、グラウンドには地区ごとに色分けされた5つのテントが張られ、その下で大勢の地域の方々が子どもたちの競技を応援します。もちろん大人たちの競技もあり、学園生保護者も地域の方々に交じって出場しますし、お昼には受け入れ農家さんの手作り弁当を囲んで賑(にぎ)やかに食事をし、運動会の締め括りは、小学生→中学生→20代→30代→40代→50代とバトンをつなぐ"人生リレー"が白熱したバトルを繰り広げ、周りからは大きな声援が飛び交い、グラウンドにいる全員が一つになるような感覚になるくらい、素敵な運動会です。
「Learn from mistakes 失敗から学ぶ」
山村留学指導員 村田宗一郎
私が育てる会の指導員として働き始め、早くも半年がたとうとしている。働き始める前、私は子どもたちにどのように接するべきなのか悩んでいた。指導員とはいったいどういうものなのか考えていた。
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大人の練習風景
山村留学指導員 松浦実穂
夏前から、民謡の練習に参加させてもらっている。私が今教わっているのは「むぎや節」という民謡の笠(かさ)踊りだ。地域の方の仕事や夕飯の支度が終わる十九時頃、役場にある婦人会室へ向かう。