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『中牧神社 御柱祭』
2022年05月
大岡ひじり学園
大岡ひじり学園
山村留学指導員 伊藤僚
新年度を迎え、学園26期生の生活が無事始まりました。入園1カ月が過ぎ、基本的生活習慣を身につけることを目指して、学園生一人ひとりが課題を持って生活をしています。 また、学校生活や農家生活にも慣れてきた様子です。大岡で生活する中で、収穫祭に向けて動き出す、子どもたちの姿もみられるようになりました。
そんな中、今年は7年に一度の御柱祭の年。地域の方から、「中牧神社の御柱祭で是非、子どもたちの太鼓を奉納していただきたい」とお声がけいただきました。学園としては四回目の参加になりますが、二百年以上続けてきたお祭りに、今年も参加させていただき、大変ありがたく思います。
四月二十三日の御柱祭当日は、寄席太鼓として「豊年太鼓」、建て御柱の後には「御神楽」「秩父屋台囃子」を奉納させていただきました。また、建て御柱では、氏子の皆さんと並んで、子どもたちも「おんべ」を持たせていただく(右の写真)など、この御柱祭に参加できたことは、この上ない体験になったと思います。
祭りが終わった後には、「次の御柱も頼むよ!」など、氏子の皆さまからたくさんのお言葉をいただき、子どもたちもうれしそうにしていました。
高齢化・人口減少で祭りの存続が危ぶまれる中ではありますが、中牧神社の御柱祭がこれからも続いていくことを願わずにはいられません。