「山村留学の果実」
山村留学指導員 赤坂隆宏
八坂47期、美麻31期の山村留学が、継続生16名、新入園生16名、計32名で始まった。
今年度、継続生の中には、5年目、長い子は6年目という継続年数の子がいる。毎年悩み葛藤しながらも継続を決意してきたその子たちがついに最上級生となり、最後の年を迎えた。
四十期スタート
山村留学指導員 戸田佐和子
四月五日、四十期生十名が学園に集合し入園のつどいを行えた。しかし、翌日から数日の間に、山村留学生活を続けることに二の足を踏んでしまった子が一名。結局、退園という道を選んだため、早々に学園生は九人に。
波乱の幕開けとなったが、その後、心配された退園云々(うんぬん)の影響は殆(ほとん)どなく、曲がりなりにも九名での集団生活や活動を築いていっている。
「神楽に触れる」
山村留学指導員 浅平泰地
私が初めて神楽を観たのは中学1年生の頃だ。山村留学生だった私は、受け入れ農家の母さんに連れられ、夜の神社に出かけた。到着した時にはすでに公演が始まっており、会場の雰囲気も温まっていた。たくさんの大人たちが、たばこをふかし、思い思いの話をしながら神楽を鑑賞している。演者は一見同じような動きを繰り返しながらも、奏楽と相まったその舞は独特の威厳をまとっている。演目ごとの見せ場がやってくると、会場からは歓声が上がり大いに盛り上がる。その晩は、短時間ではあったが、どこか夢のような幻想的で印象深い思い出として残っている。
「Support each other (支え合い)」
山村留学指導員 江田静香
感動のクロージングセレモニーから十日余りで、あっという間に新年度が始まった。私にとっては四回目のオープニングセレモニー。緊張した表情の中に、ワクワクした想いが感じとれる新入生の姿を見ると、自分が初めて英語村に来た時のことを思い出す。「どんな一年になるんだろう」「英語できちんとコミュニケーションをとれるだろうか」。たしかそんな事を考えていたと思う。
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『中牧神社 御柱祭』
山村留学指導員 伊藤僚
新年度を迎え、学園26期生の生活が無事始まりました。入園1カ月が過ぎ、基本的生活習慣を身につけることを目指して、学園生一人ひとりが課題を持って生活をしています。 また、学校生活や農家生活にも慣れてきた様子です。大岡で生活する中で、収穫祭に向けて動き出す、子どもたちの姿もみられるようになりました。
「継続生」
山村留学指導員 邑上貴厚
南砺利賀みらい留学では、第2期を迎え、早くも1ヶ月が過ぎようとしている。
第2期は、6人の継続生に7人の新入園生を迎えて13人での学園生活だ。