「みんながいるからこそ」
山村留学指導員 赤坂隆宏
この学園の大きな特色の1つとして、全国各地から親元離れ集まった30人以上の学園生による大規模な集団生活がある。かつ、小学3年から中学3年までの、最大7歳差ある異年齢による擬兄弟姉妹関係があり、さらには継続年数が1年?5年までという幅広い経験年数を持つ学園生が、自分の意思により毎年入れ替わる、多様な価値観と立場が混在する集団とも言える。
守破離
山村留学指導員 高木 陽光
時間が経つのは年々早くなっているように感じる。昨年の四月に始まった学園生活はもうすぐ区切りを迎える。早いと言っても子どもにとっての一年間は長いもの。様々な体験の中からどのようなものを吸収できただろうか。
『雪遊び』
山村留学指導員 伊藤僚
冬の農家活動は、学園生にとって雪遊び天国。農家さんでも、ソリ遊びや雪だるまを作る等、外遊びをみんな楽しんでいるそう。
頑張れ!雪中キャンプ!
山村留学指導員 稲井祐介
毎年冬の時期には、最後のキャンプ活動として、雪が積もった林の中でキャンプを行っています。この雪中キャンプは、あえて過酷な条件(雪の中)でキャンプをすることで、さらなるスキルの向上を目指し、また、果敢に挑戦する精神を養ったり、雪を活かし、様々な工夫を凝らしながらキャンプをやりきることで達成感を得ること等を目的としています。
「will」
山村留学指導員 有坂 亮祐
「Will you ~、ってなんて意味だっけ?」
中学生が英語の勉強をしているときに耳にすることがある。「will」は未来形の文に出てくる単語だ。意味を調べると、「意志」と出てくる。
タブレットと子どもたち
山村留学指導員 主代 望都
あっという間に季節は過ぎて、気が付けば二月になろうとしている。今年は特に寒かったからか雪の日が多く、子どもたちが雪遊びに興じる元気な姿が多く見られた。霜柱や雪に興奮する子どもたちを見ていると、自分が幼かったころの光景を思い出し、新鮮でいて懐かしいような不思議な気持ちになる。頬も手も真っ赤になりながら、雪の中を駆けずり回る子どもたちの姿は、きっと万国共通且つ普遍的なものなのだろう。
「思いの詰まったスキー場」
山村留学指導員 邑上貴厚
南砺利賀みらい留学センターで生活をしている小学生は、地域の保護者が主体となって活動しているスポーツ少年団に、可能な限り参加させていただいている。
活動は週1回で、春〜秋は学校の体育館で様々なスポーツを、冬の間は村内にかつて存在していたスキー場を利用してのスキー活動が行われている。1997年〜2013年まで営業していた「スノーバレー利賀」である。現在もホームページが存在しており、コースの充実したスキー場であったことが窺(うかが)える。