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修園生ボランティアの来園
大岡ひじり学園
山村留学指導員 持山真
11月20日、21日に収穫祭を無事に開催することができました。昨年はコロナウイルスの感染対策で、縮小した内容でしか開催することができませんでした。最近は感染状況も落ち着いてきているため、例年通りの収穫祭に近付けて開催出来ることになり、保護者さんだけでなく、全国各地から修園生やボランティアにも来ていただきました。(もちろん、皆さん検査をしてから来ていただいています。)
大岡ひじり学園の活動は、修園生やボランティアの協力があってこそできる活動ばかりです。大型連休の行事が近付くと「今回は大岡に行っていいの?」と、たくさんの問い合わせをもらっていました。本当は来て欲しいのですが、お断りしなければいけないのがとても心苦しかったです。みんなやっと大岡に来れたのでいつも以上に張り切って働いてくれました。昨年の収穫祭の時、お昼のお餅約50人分を1人で準備をしていたことを考えると本当にありがたかったです。
この2年は修園生がセンターに遊びに来ることがほとんどありませんでした。修園生やボランティアは学園生にとっては憧れの存在です。
「〇〇兄の太鼓めちゃくちゃかっこよかった!! 個人体験はどんなことしたの?」「〇〇姉は何年山留してたの? 1人キャンプは成功した!?」と、興味津々です。修園した先輩達との交流は、学園生にとても良い刺激になりました。
それは、きっと修園生にとっても同じで、第二の故郷である大岡のセンターに帰って来て頑張っている学園生の姿を見て、自分の足跡を感じたり、当時の仲間と一緒にボランティアをする事で、学園生に背中を見せて、自分の原点を確認したりしています。
まだまだ世の中の状況は安心できるものではありません。何の心配もせずにみんなが大岡に遊びに来れるようになる日を待ち望んでいます。