グミの実
山村留学指導員 吉澤かおり
センター周辺の山々は、淡い緑色から濃い緑色へと変わっていく季節となってきた。この時期、どんどん変わっていく景色に元気をもらう気がする。
先日、子どもがグミの実を見つけてきたのを他の職員から見せてもらった。グミの実を見て、懐かしく子どもの頃の記憶がよみがえってきた。この時期になると通学路にグミの実がなって、友達とよくとって食べた思い出や、それを大事に箱の中にしまって秘密基地に置いておいたら蟻に食べられていたことなど。遠い記憶に味の記憶もよみがえってきた。
思いやりと、おせっかいと
山村留学指導員 高木陽光
今年の学園生が入園してから、もうすぐ二か月。山留生活にも慣れがでてきて、余裕も見られるようになった。だんだんと周りを見られるようになってきたことで、人を助けたり、カバーしたりする動きも出来るようになってきたと感じる。他人を思って行動することは、シンプルだが簡単に出来ることではない。学園生は、普段の生活から様々なヒントを拾い、これを体得していく。とても貴重な経験だ。
「実際に伝わる郷土料理」
山村留学指導員 持山真
5月に入り、田んぼ作業が始まりました。近くの田んぼは、どんどん田植えが終わって、緑色になっていきます。
大岡には「大岡村郷土料理集」という、大岡のお母さんたちが作った冊子があり、大岡に伝わる郷土料理が紹介されています。
「わたしの山怪」
山村留学指導員 浅平泰地
『山怪 山人が語る不思議な話』(田中康弘著)を読んだ。全国の山間地域を取材していた筆者が、各地で起こった奇怪な出来事についてとりまとめ出版した。この本は私にある不思議な体験を思い起こさせた。
遠回り
山村留学指導員 有坂亮祐
大川村のブログは毎日更新している。以前は不定期更新で、週に一回あるかないかという頻度だった。ブログに対して、思い入れもなく、読んでくれている人の顔を想像して書くことなどなかった。
しかし、留学生の保護者からは「いつも、ブログを上げてくださりありがとうございます」と、言われることが多かった。大したことをしていないのに、勘違いした高揚感が生まれたときもある。
「See & Look」
山村留学指導員 主代望都
気がつけばあっという間に五月も過ぎ、いよいよ梅雨に入ろうとしている。子どもたちはすっかり英語村の生活にも慣れてきた。日々の積み重ねが着実に子どもたちの中に浸透し、習慣となっていくのを肌で感じる毎日だ。
新たな地に触れて
山村留学指導員 松浦実穂
南砺利賀みらい留学の指導員として、四月から利賀地域に住まうことになった。新たに訪れたこの地を知るためにも、休日はできるだけ地域の中を歩いてみる。