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ジビエ料理
大岡ひじり学園
山村留学指導員 持山真
大岡の夜の道はナイトサファリです。タヌキにシカ、ウサギ、キツネ、ハクビシン、時々イノシシ。いろんな動物に出会います。特にシカは、車が来てライトで照らされても知らんぷりで、なかなか道をあけてくれません。
私が大岡に赴任した年に、シカの足を地域の方から頂きました。まだ骨もついていて、血抜きもされていませんでした。何もわからないまま処理方法を調べて何とか調理しました。その運ばれてきたシカの足を見てシカの皮をなめす個人体験をした子がいて、その年は2?3回骨付きのシカが運ばれてきました。
持ってきてくださるのはありがたいのですが、下処理に自信がないので、出来ればお肉になった状態でいただきたいのが本音でしたが、『大丈夫、大丈夫!
この前もやってたから出来るでしょ!』と、にこやかに持ってきてくださるので、がんばって泣きそうになりながらさばいて処理していました。
1月の休み中、地域の方から公民館のジビエ料理教室に誘っていただきました。料理教室にあまり参加したことが無かったし、数年前の苦い思い出があるので、参加させていただきました。
鹿肉の調理法では、ジビエの臭いが気にならない調理方法を教えていただきました。当たり前ですが、もうすでにお肉になった状態からの調理だったので、残念ながらさばき方は教われませんでしたが、お料理を教わる体験は新鮮でとても楽しかったです。
この日のメニューは、シカのそぼろ丼、鹿汁、シカのローストです。コロナでいろんなイベントを自粛しているため、久しぶりに会う方もいらっしゃって楽しかったです。また、このような機会があれば参加をしたいと思いました。