「身体の成長と......」
山村留学指導員 上野芽生
最近、子どもたちから「もうすぐ身長抜かせるかも!」と言われることが多くなったように思う。
私は同年代の女性の平均身長と比べてかなり身長が高い。そんな私と中学生の男の子の身長が変わらなくなってきている。4月に初めて会ったときよりも確実に身長が伸びており、隣に並んだときに「あれ? こんなに大きかったっけ?」と感じることが増えた。
冬の風物詩
山村留学指導員 戸田佐和子
十二月上旬にドラム缶窯で炭焼き体験をした。木炭の特性の素晴らしさを知った学園生たちは、一生懸命準備し、火入れ後は責任をもって定時毎に窯を見に行き、焚口に薪をくべる作業を数日間引き継いでいった。窯が冷えるのを待ち、下旬に窯出し。全て灰になって何もないのではないか、生木のまま残っているのではないかと、不安を抱えながら蓋を開けると、炭が!
『大岡大好きっ子』
山村留学指導員 青木高志
新年、明けましておめでとうございます。
年末に寒波が訪れ、例年になく大雪に見舞われた大岡は、センターの周りも一面の銀世界となりました。そんな中、学園生は思う存分雪遊びやスキーを堪能し、冬休みの帰省をしていきました。コロナ禍の中で、制約のある生活ではあるけれど、自然と戯れることのできる学園生は、本当に幸せだなと思います。
個人体験
山村留学指導員 稲井祐介
週末に行う学園全体での活動とは別に、学園生一人ひとりが自分の興味関心に基づき、継続的に取り組む活動を、個人体験活動と呼んでいます。育てる会の山村留学の中核を成すと言っても過言ではないこの個人体験活動、十一月に行う収穫祭では、個人体験発表として、どんなことをしてきたのか、体験よってどんな学びを得たのか等、大勢の観客の前で発表する機会があります。
二〇二〇年
山村留学指導員 有坂亮祐
年が変わる瞬間はいつも静かだ。年明けのカウントダウンや十二時過ぎてからの初もうでに行こうとするなら、静かに変わるということはないのだと思うが、家で過ごしていると、静かに令和三年を迎えることになる。
「辛いことを乗り越えた先に」
山村留学指導員 今野公彦
二学期は子ども達と来年度の話をする大切な時期である。
今頑張っていること、達成したい目標、将来の夢など、自分と向き合いこれからのことを真剣に考える子ども達と過ごす毎日、こちらもどう声かけをするか考えさせられる。外国で働きたい、獣医さんになりたい、英語村でリーダーになりたい、英検二級に合格したい、英語村のスタッフになりたいなど、やりたいことについて話す子ども達の目は輝いている。