「それだけで充分」
山村留学指導員 赤坂隆宏
今冬、例年にない「雪不足」に見舞われ、センター周辺もやっと積もったと思えば気温が上がり、地面が丸出し状態になる繰り返し。このまま春を迎えてしまうような気分でいたが、ようやく、2月初旬の週末に20センチほどの積雪があり、冬らしい景色が広がった。
マジカルバナナ♪
山村留学指導員 高木陽光
三学期に入りスキー活動が始まった。スキーを経験したことがない学園生も、回数を重ねていくうちに道具の名前や滑り方などを覚えていく。荷重・抜重やバックル、ビンディングなどの専門用語も最初は理解できずとも、何度も耳にすることで段々と理解していった。
『暮らしに学ぶ』
山村留学指導員 青木 高志
この冬は記録的な暖冬と小雪で、地域の方々は「雪かきもしなんで、楽な冬だけど、こう畑の土が出てると、働け働けと言われているみたいで、気持ちが休まらんのう」と話していた。
確かにセンターの周りも、雪が降ったと喜べばすぐにとけてしまい、とうとう春と間違えて、フキノトウも出始めた。春の訪れの喜びは、厳しい冬を乗り越えてこそ存在するので、もう少し大岡の冬らしくなって欲しいものだ。
腕試し! 雪中キャンプ
山村留学指導員 稲井祐介
例年、三瓶こだま学園では、二月の中旬頃は雪がたくさん積もっているので、キャンプ活動の集大成として、雪中キャンプの活動を組んでいます。今年は全国的に雪が少なく、三瓶もご多分に漏れない状況でしたが、タイミングよく降雪があり、予定通り雪中キャンプを行うことができました。
『大人になった私の個人体験 - 銀の馬車道を歩く - 』
山村留学指導員 水落碧衣
収穫祭を終え、心身共にゆとりができる3学期。子どもたちは各個人でやりたいことに精力的に取り組んでいる。そんな姿に刺激を受け、「自分も何かやり遂げてみたい」と思うようになった。
私は過去の留学生活で、個人体験(当時は個人研究と呼ばれていた)を5回経験しているが、手先を使った細かい作業が多かった。「体全体を使った体験をしたい」「大人になった己の限界に挑戦したい」という二つの動機から、私は"銀の馬車道"に着目した。
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道
山村留学指導員 有坂亮祐
少年時代の思い出とはなんだろう。学校の友達と修学旅行や移動教室で楽しく過ごしたことだろうか。はたまた、誕生日プレゼントを買ってもらったことだろうか。
当時はそういった楽しそうなイベントが心待ちだった。しかし、今になって振り返ってみると思い出すのは、なんの変哲もない、ただの平凡な日々が先に頭に浮かんでくる。
英語と私の体験
山村留学指導員 浅平泰地
くらぶち英語村は、その名の通り子供たちが「英語」を学ぶことが一年間の大きなテーマだ。子供たちは日々、外国人スタッフと英語で話しながら生活している。子供たちと活動や生活を共にする日本人指導員も、それぞれ英語が話せる人たちばかりだ。そんな同僚たちと働いていて気がついたことがある。それは、一口に英語といっても、そのとらえ方やこれまでの学習のアプローチが人によってかなり異なるということだ。私自身の英語との付き合い方は、これまでどうだっただろうか。