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二学期の始まり
くらぶち英語村
山村留学指導員 石川寿
約一か月間の夏休みを家庭で過ごしてきた英語村の留学生たちが八月の終わりに英語村に全員集合しました。送ってきて下さった保護者と別れる際には寂しそうにしていた子ども達でしたが、どの子も夏休み中に家庭で心も体もリフレッシュしてきたと見え、五ヶ月前に見せていた不安気な表情は一切見せることはなく、直ぐに英語村での生活に切りかえることができたようです。とはいっても、家族から離れた異なる環境での生活に一歩踏み出すのにどれほど勇気がいったことか。きっとそこには強い覚悟と決心があったに違いありません。
さて、帰村した翌日には、早速畑の手入れを行いました。夏休みの間、ほとんど手つかずの状態だったこともあり、荒れてしまっていて草だらけ。猿か猪か何かの獣に荒らされたところもあり、残念なことになっていましたが、それでも収穫できるものもたくさんありました。収穫したキュウリやトマトはその日のおやつに頂きました。量は少なくても自分で収穫した野菜は家族に送りたいと包装する子もいました。午後からは竹を使ったお箸作りを行いました。皆、慣れた手つきであっという間に仕上げていました。残った時間はフリータイム。残った夏休みの宿題をしたり、虫と戯れたり、リーダー達と外遊びに興じたりと自由に過ごしました。
そして、準備万端整えて、翌朝、いよいよ新学期の始まりを迎えました。余裕をもって登校できると思いきや、直前になってバタバタする始末。それでも時間には間に合い皆元気に登校していきました。 今学期は大きな行事が目白押しです。だからこそ、皆で支えあって一つひとつの行事を楽しみながら良い人間関係を築き、大家族として過ごしていきたいと思います。