夏の思い出
山村留学指導員 大山楽人
気づけば、暑さも和らぎ過ごしやすい季節になってきた。「もう秋が来るんだな」と季節の移り変わりの早さに驚く。
八月下旬には学園生も帰村し、夏の短期活動で慌ただしかったセンターも日常に戻り、落ち着きを取り戻している。
また山に登りたい?
山村留学指導員 戸田佐和子
帰園し、二学期が始まってすぐの週末に木曽駒ケ岳登山をした。毎年、登山計画を立てるものの、ここ数年は様々な理由で中止せざるを得なかったり、日帰りピストンや別の活動に変更したりすること続きだった。だから、中央アルプスの最高峰へ山留生が山小屋泊の山行を決行できたのは久方ぶり。
毎日眺める山へ
山村留学指導員 坂本明日香
天気さえ良ければ、アルプスの里大岡からは、素晴らしい北アルプスの山々を眺めることができる。
飛騨山脈という名前も持つこの山々は本当に美しく、そして力強く、不思議なほどに人々を魅了し続ける力を持っている。朝の澄んだ空気の中に佇む姿、夕焼け空に染まる姿、そして、冬の夜の闇の中に静かに浮かぶ、雪をかぶった姿を見る時、自然の持つ大きな力を感じずにはいられない。
朝の生活チェックシート
山村留学指導員 岡坂遼
『やったー、今回十日間パーフェクト!』『○○兄すげ?。』『わー、おれもうちょっと頑張らないと......。』と話す子どもたちの視線の先にあるのは、「朝の生活チェックシート」。洗濯や当番、身の回りの整理整頓などができているかどうか、毎日朝の定時に自己チェックをするチェックシートです。
「話すこと・聞くこと」
山村留学指導員 邑上貴厚
学園での毎日の生活の中で、心休まる団欒の時といえば、やはり食事の時と言えるだろう。
皆が食堂へとつどい、ワイワイと話をしながら、料理を口へと運び、楽しい時間が流れていく。
継続は力なり
山村留学指導員 有坂亮祐
鈴木一朗ことイチローが引退して約半年。一時間半にも及ぶ引退会見をこの半年で何回か見た。
イチローの若いころから、引退までの言葉を聞いていると、イチローは小さいころから何十年にも渡って一貫した考え方を持っているように感じる。
二学期の始まり
山村留学指導員 石川寿
約一か月間の夏休みを家庭で過ごしてきた英語村の留学生たちが八月の終わりに英語村に全員集合しました。送ってきて下さった保護者と別れる際には寂しそうにしていた子ども達でしたが、どの子も夏休み中に家庭で心も体もリフレッシュしてきたと見え、五ヶ月前に見せていた不安気な表情は一切見せることはなく、直ぐに英語村での生活に切りかえることができたようです。とはいっても、家族から離れた異なる環境での生活に一歩踏み出すのにどれほど勇気がいったことか。きっとそこには強い覚悟と決心があったに違いありません。