「キュウリグサ」
山村留学指導員 吉澤かおり
キュウリグサと言う植物を知っているだろうか。キュウリの仲間ではないが、葉っぱを揉むとキュウリのにおいがするからキュウリグサと言うらしい。花は小さいが、青いきれいな花をつける。
子どものプライド
山村留学指導員 高木陽光
かつて私も、ここの学園生だった。地域おこし協力隊として売木学園の指導員になり、もうすぐ二か月が経つ。大人になると時間の経過を速く感じるとよく言うが、私はこの二か月間で速く感じる事が少ない。むしろ時間がゆっくり進んでいるような。その「ゆっくりとした時間」の中で過ごす子どもたちとの生活は、とても濃密で、昔の事がよく思い浮かぶ。
『食事作りの工夫』
山村留学指導員 持山真
「ただいまー? お腹すいた!今日のごはんなに?」学校から帰園した子どもたち。ただいまとセットで夕食の献立を聞いてきます。「今日はね、いわしの梅煮だよ」
「いわし? 梅って梅干し? うわーまじか......」
子どもの後ろに立つ
山村留学指導員 稲井祐介
今年度、三瓶こだま学園十六期生は十一名。小学四年生から中学三年生までの男子八名、女子三名が、センターと受け入れ農家を生活の拠点として山村留学生活を送っています。
『0から1をつくりだす』
山村留学指導員 水落碧衣
活動写真を整理していたら、とある動画ファイルが見つかった。開いてみると、道端に生えていたヘビイチゴの実をおそるおそる口に運び、あまりの不味(まず)さに悶絶する男の子たちの姿が収められていた。
ゲームの醍醐味
山村留学指導員 有坂亮祐
ゲームという言葉を聞いたとき、現代社会において、多くの人が最初に思い浮かべるのはテレビゲームだと思う。ゲームには、野球やサッカーなどの試合やボードゲーム、カードゲームがある。iPadやスマホが一般化している今、電子的なゲームがとても身近になっている。
くらぶち英語村
山村留学指導員 主代望都
英語村での二年目が始まって早二ヶ月が過ぎた。子ども達は共同生活にも随分と慣れ、一つひとつの活動を全力で楽しむ余裕が生まれてきたように感じられる。
去年は目まぐるしく変わっていく毎日に圧倒されていた私も、心なしかゆとりを持って日々を送れるようになった。以前はさほど気に留めなかった小さな変化にも、楽しみながら目を向けることができるようになったのだ。