「捉え直すことで」
山村留学指導員 赤坂隆宏
今年度の八坂44期・美麻28期は、30名の学園生でスタートした。
私自身、山村留学に関わり17年目の春となる。かつ、自分自身も40という節目の歳を迎え、改めてこの山村留学の趣旨、理念を多角的な観点から捉え直す作業により、年間において山村留学に関するあらゆる内容を再構築した形で展開していくことを今年度の目標と決めた。
三十七期スタート
山村留学指導員 戸田佐和子
暖冬とはいえ冬は冬、寒い季節に別れを告げて、心待ちにしていた春が訪れた。
売木村内で小さな黄色い花をつけたダンコウバイが目を惹きだした四月三日、三十七期生の入園のつどいを行った。学校感染症による出席停止の子が来園できず、全員揃った状態ではなかったが、それぞれがダンコウバイの枝を手に入場。ひとつの飯盒(はんごう)に挿していき、再び花が咲く来春まで皆で力を合わせて生活していくことを誓い、集団生活が始まった。
「山菜採りキャンプ」
山村留学指導員 坂本明日香
四月三日に第二十三期生の入園のつどいが行われ、十五人での山村留学生活が始まり、はや一ヶ月が過ぎた。センターの周辺では超大型連休に合わせるかのように、桜の花が咲き、雪形の現れた北アルプスを背に、暖かな日差しの下で田畑の作業を始める人々の姿が見られるようになってきた。
GW活動より
山村留学指導員 岡坂遼
異例の十連休となった今年度のゴールデンウィーク。学園でも農作業や地域交流活動、塩炊き、キャンプなどと連日活動が目白押しでした。そんな十日の連休を利用して、学園OBや二十年近く前、大田市山村留学黎明期にリーダーとして活動に携わった方々など、多くの人たちが代わる代わる学園を訪れてくれました。
「作業の中から見えたもの」
山村留学指導員 邑上貴厚
新年度が始まって、1ヶ月近くが経った。4月は寒い日が続いた神河でも、ようやく春らしい暖かな日々が続いている。
神河やまびこ学園は今年度で13期目となる。今年は12名の定員に対し11名の小学生が、共に生活をしている。
大川村三十三期長期留学
山村留学指導員 有坂亮祐
四月二十五日、曇り。入村式から約二週間が過ぎた。新規生は、小さい子が多いが大きなケンカやホームシックになる子は思っていたよりも少ない。比較的順調な滑り出しのように思う。
「くらぶち英語村の生活習慣指導」
山村留学指導員 今野公彦
標高差のある倉渕(くらぶち)、1か月に渡り桜が舞い続けました。そして桜の季節とともに、ホップ・ステップ・ジャンプのステップにあたるくらぶち英語村の2年目が始まりました。英語村での4月の新しい取り組みについて、お話します。