ゴールデンエイジ
山村留学指導員 大山楽人
「もうすぐスキーの活動が始まるね!」
収穫祭後そんな話を子どもたちとしてから三か月。早くも七回のアルペンスキー活動を行った。ここまでくると、初心者も経験者もさほど変わらなくなってくる。
判断力
山村留学指導員 戸田佐和子
少し前、確か新聞記事だったと思うが、読んで、その内容にハッとした。子どもに失敗をさせられない大人たちのことが書かれていたからだ。子どもが大して危ないことをしているわけでもないのに、反射的に叱責口調で「危ない!」が出てくる人たちが多いとのこと。
誕生日会のメッセージ
山村留学指導員 坂本明日香
子どもたちと過ごす中で、個人的に好きな時間の一つに、誕生日会のメッセージの時間がある。
大体一月に一度、子どもたちの主催で行われる誕生日会の中で、その月に誕生日を迎える主役の子ども(と大人も)は、全員から一人ずつメッセージをもらうのだ。
北三瓶の教育交流施設
山村留学指導員 稲井祐介
大田市山村留学センターは、三瓶こだま学園の学園生が山村留学生活を送るための施設ではありますが、それだけでなく、全国の子どもたちに自然体験を提供する場でもあります。また、特に北三瓶の地域の方々や子どもたちには、様々な場面で活用され、大切にされている施設です。
「考えて遊ぶ」
山村留学指導員 邑上貴厚
私は、冬という季節が好きだ。それは冷たい乾燥した空気だったり、目を奪われるような白銀の世界だったりというようないわゆる冬の風物詩的なものが好きだからではない。
「冬が恋しい」
山村留学指導員 有坂亮祐
春がやってくる。子どものころから冬の寒さが、春の暖かさに変わる瞬間を待ち焦がれていたはずなのに、どういうわけか今年は春が待ち遠しくはなかった。
今年の冬は暖かかったように思う。指が痛くなるほどの寒さの中でラジオ体操をした覚えもないし、冬に屋外で震えながら漬物をつくることもなかった。暖かい冬に対して、どこかありがたみを感じていた。
「英語村の子ども」
山村留学指導員 大嶋しおり
黄色、ピンク、白、あちこちで梅が咲き始め、風にのって、ふんわりと花の香りがする。もう春。
一期生の子どもたちが留学生活を始めて一年が経とうとしている。英語村での生活は、外国人スタッフと、新しい仲間と、自然の中での生活、全てが刺激的だったに違いない。私も日々の出来事、子どもたちの様子に一喜一憂し、毎日、心動かされた。