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8月11日 やさか 夏の自然体験キャンプ
やさか・八坂美麻
朝は涼しく、青空が晴れ渡り心地よい風が吹いていました。
【山村生活班】
・低学年班
キャンプ地で過ごした夜。
朝は元気よく起きて、寝袋をたたみ、朝食を食べました。
その後はキャンプ場で少しのんびり。隣のグラウンドでみんなで遊びました。
センターまでの道も、頑張って歩きました。
午後は、山村留学生が育てている畑で野菜の収穫。
元気いっぱいなみんなは、犬のテルのお散歩にも出かけました。
夕食後は、オオマツヨイグサの開花を見にお散歩へ。夜になるとふんわりと咲く黄色い花。ちょうど開花のタイミングに立ち会い、みんな歓声をあげていました。
・高学年班
各農家さん宅で一日を過ごします。
畑で野菜を収穫し、その具材でおやき作りをする家庭など様々。
農家の子どもとしてお手伝いもします。
各家庭でのんびりと、山村の夏の暮らしを体験しました。
明日朝、使った部屋を掃除し、お別れをしてセンターに戻ってきます。
【チャレンジ班】
・古民家生活班(11名)
200年以上も前に八坂地区に建てられ、当時実際に暮らしていた古民家。センター近くにそのまま移築し、子どもたちの体験施設となっています。
土間や竈、囲炉裏のある古民家で、1泊を過ごします。
午前中は、畑に野菜を収穫しにいきました。ジャガイモ、枝豆など夏野菜がたくさん。
その後、歩いて古民家へ。
囲炉裏で、長野県の郷土料理「おやき」を、近所にお住いの方に来ていただき教わりながら作りました。
小麦粉を練って、中に具を入れて丸めます。八坂の郷土料理「灰焼きおやき」作りを体験。
囲炉裏で火を焚きながら灰におやきを埋め、灰の中で蒸すこと30分、香ばしいおやきができあがり。
その他にも、竈でご飯を炊き、野菜を切ってすいとんを作ったりと、みんなで調理しました。
夕食のあと、外へ出ると、満点の星空。流れ星も見ることができました!
・サバイバルキャンプ班(22名)
電気もガスもない、冷たい湧き水が出る原始の森キャンプ場で自炊生活を体験します。
テントの立て方を教わり、まずはセンターで練習。
センターから約2キロ、共同装備をリヤカーに積み込み、みんなで協力しながら歩いてキャンプ場へ向かいます。
キャンプ場に着くと、周辺の危険や諸注意、キャンプの基礎を聞いたあとは、テント設営。その後、夕飯はリーダーの力を借りず自分たちで作ります。
暗くなってくる前に食事が完成。
夜は、ドラム缶み水をため、お湯を沸かしてドラム缶風呂の体験も。
また、静かな夜を体験しにナイトハイクへも出かけました。街の光が届かない山の中では、満点の星空も観ることができました。
どの班も、日中は暑さ対策をしながらも元気に活動しています。時折心地よい涼しい風が吹くようになった八坂では、朝晩はさらに涼しく感じられます。
明日が活動最終日。最後まで、各班で「ここでしかできない」体験を存分に味わっていきます!