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第4回 週末ミニ山村留学 2日目
富士見・諏訪湖
2日目は快晴となった富士見高原。
今日の活動は、縄文遺跡の見学と飾り玉づくりです。
みんな元気いっぱいにスタートです!
朝はちょっと遅めの7時起床。
寒いくらいの気温でしたが、7時半には山荘前に集合し、朝のつどいを行いました。
リーダーのハブちゃんからは、アマカエルについてのクイズがありました。
アマガエルの寿命、みんな覚えているかな?
育てる会では、食事の前後に10秒間の黙とうをしています。
いただく動植物の命への感謝、そして生産者、食事作りスタッフへの感謝を表すためです。
お喋り好きのみんなも、この瞬間は静かに黙とうしています。
(朝食メニュー)
ご飯、味噌汁、ジャーマンポテト、キャベツの胡麻和え、がんものみぞれ煮、味付きのり、牛乳、キウイ
食事が終わって片付けも済んだら、同じ富士見町にある「井戸尻考古館」へ。
井戸尻考古館ホームページ
挨拶が終わったら館内を見学しました。
富士見高原にはたくさんの縄文遺跡があり、土器や土偶などの発掘調査も盛んに行われています。
石器のクワなどの農具は、ほとんど今と変わらない形。
みんな興味津々で見学していました。
30分ほど見学をしたら、外の広場に集まって「飾り玉」を作りました。
飾り玉とは、縄文遺跡から多数出土する穴の開いた様々な形の石です。
ネックレスにしたのか、はたまたお守りか・・・まだまだ謎も多いそうです。
今回は、館長の小松さんに教えていただきました。
工芸用のキットなどではなく、縄文人と同じ材料・手法で作るのが小松さんのお考え。
材料や道具も、全て近隣の山々で拾ってきたものを加工しています。
まずは材料となるロウ石を選び、出来上がりの形を想像していきます。
ロウ石が決まったら、安山岩の板でゴリゴリとロウ石を粗削りし、
泥岩に水をつけながらさらに削って、形を作っていきました。
形ができたら、黒曜石を竹の先に括り付けたキリで石に穴をあけていきます。
これが結構大変でした・・・
穴が空いたら皮の紐を通して完成!
小松館長からは、「縄文人と同じやり方・材料で作ったので、その辺に捨てたら、そこが縄文遺跡になっちゃうから気をつけて!」とのお話もありました。
みんな大事にしてね。
山荘に戻ったら昼食を食べ、大掃除や自由時間(鬼ごっこや山荘にあるブルーベリーを採って食べました)を過ごして帰路につきました。
(昼食メニュー)
中華丼、ニラと春雨の卵スープ、かぼちゃサラダ、ミニトマト、ゼリー
今回も山荘周辺には子どもたちの声が響き渡っていました。
空には赤とんぼが増え始め、夜には秋の虫の声・・・、富士見高原もいよいよ秋です。
次回は10月の予定です。