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やさか 夏の自然体験キャンプ 8月11日
やさか・八坂美麻
連日、八坂でも日中は暑さが続いています。
それでも夕方や夜になると、涼しい風が吹くようになりました。
残り2日となった各活動班。熱中症に気を付けながら元気に活動しています。
【チャレンジ班】
冒険班はサバイバルキャンプ、自然探求班は野菜の収穫とおやき作りをし、古民家で一泊します。
昨日長期班が実施した活動フィールドで、今日はチャレンジ班が2つの班に分かれて活動しました。
サバイバルキャンプ班を選んだ16名は、リヤカーに荷物を積んで約2キロを引きながら、原始の森キャンプ場へ。
電気もガスもない、冷たい湧き水が湧き出るキャンプ場で1泊します。
与えられた食材をもとに、自分たちで薪集め、かまど作り、火おこしから調理、片づけまで大人の力を借りずに行います。
なかなか苦戦の模様でしたが、暗くなるころにはなんとか食事に。
失敗を繰り返しながら、自分のスキルを身につけていきます。
夜は森の中で自然の音を聞きながら、テントで寝袋に入って寝ます。
古民家生活班を選んだ11名は、囲炉裏や竈のある古民家でおやき、すいとんを作り、一泊昔の暮らしを体験します。
地域の方に来ていただき、昔の暮らしについて話を聞き、実際におやき作りを教わりました。
センターから古民家まで歩いていく途中で、山村留学生の畑で夏野菜を収穫。キュウリやトマト、インゲンやナス、枝豆などたくさん収穫。
ブルーベリー畑で、採りたてのブルーベリーもパクリ。
古民家に到着し、お弁当を食べ、地域のおやき名人の指導のもと、おやき作り。
小麦粉を練って中に具材を入れて包み、焼きます。
中身は先ほど収穫したナスを刻んで味噌と混ぜた「ナス味噌」。包み方を教わり、みんなで作りました。
囲炉裏で火を起こして焼きます。
とてもおいしく出来上がりました!
竈ですいとんも作り、おなか一杯になるまで食べました。
夜はナイトハイクへ。蚊帳を吊って寝袋で寝ました。
【長期班】
古民家では朝からかるた大会で盛り上がりました。
それぞれのキャンプ場と古民家からセンターに戻り、片付けをしてシャワーを浴びてすっきりしました。
お昼までは、体を休ませながら、今回お世話になった地域の方々へお礼の色紙を書きました。
午後は、大町市の蝶採集家の方に来ていただき、センターに寄贈いただいた100種類の蝶の標本をもとにお話を聞きました。
たくさんの色とりどりの蝶を前にみんな興味津々。「長野県は北から南まで、標高差もたくさんあるので全国でも一番多く種類が見られる」と聞き、みんな驚いた様子。たくさん質問をして盛り上がりました。
その後は、太鼓練習。キャンプの疲れもある中ですが、みんな大分上達してきて、大きな声も出せるようになってきました。
スタッフの元山村留学生(修園生)たちにもお手本を見せてもらい、その後丁寧に教えてもらいました。
活動日としては明日が最終日。
最後は自分のやりたい活動を選んで行う「選択活動」です。