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やさか 夏の自然体験キャンプ 8月9日
やさか・八坂美麻
朝は少し曇り空でしたが、次第に気温も上がり青空も見え、蒸し暑くなりました。
夕方はざっと雨が降りましたが、日中は元気に活動しました。
【チャレンジ班】
冒険班を希望した12名は八坂地区内の、金太郎伝説のある大姥山へ。
大姥山(1006m)は、山頂付近に金太郎が生まれたという大きな洞穴があり、9か所の鎖場を登る魅力ある里山です。
大きな洞穴に到着!自然が作り出した大きな空間にみんな驚いていました。
山頂にて、お弁当を食べて休憩。
下りはまた違う道を通ります。木々の間を抜けながら、「山姥の滝」へ。
滝付近が近づくと、ざっと雨が降り出しました。多少濡れてしまいましたが、滝の近くまで行きマイナスイオンを浴びて元気になりました。
「こんなにたくさん歩いたの初めて!」「鎖場楽しかった!」と達成感あふれる声が聞こえてきました。
自然探求班15名は大町市内の山岳博物館に行き、学芸員の先生から自然のことをたくさん教わりました。
午前中は周辺でバードウオッチングや、昆虫採集。
お弁当を食べ、午後は館内を改めて学芸員の方付きっ切りで解説いただきながら見学。
北アルプスの成り立ちや、鳥や蝶、虫や動植物、岩石や化石の展示のほか、登山の歴史もありました。
敷地内には周辺で保護された動物や、ライチョウを飼育する動物園もあり、みんな身近な動物や珍しい動物に興味津々の様子でした。
学芸員の方に、たくさん質問をしていました。
センターに戻ってからは、今日知ったことや印象に残ったことなどを新聞にまとめてみました。
明日は、冒険班は木崎湖での水遊び。自然探求班は、自分たちで仕掛けを作り、自然の川へ釣りに出かけます。
【長期班】
長期班も、八方尾根トレッキングコース(11名)と、鷹狩山から山岳博物館へ歩くコース(7名)に分かれて活動しました。
冬になると白馬八方尾根スキー場となる場所。昔長野オリンピックの会場になったスノースポーツのメッカでもあります。
ゴンドラ一つ、リフト2つを乗り継いで登り口へ。
あいにく周囲は霧の中。北アルプスの白馬三山真横に見ながら歩く魅力あるコースですが、景色はやや残念。
それでも、高山植物を観察したり、岩のある登山道を登ったりと、ひんやりとした山の空気を浴びながら歩きました。
八方池に到着し、お弁当。
天気が良い時は、白馬三山が池の水鏡に映り壮大な景色になりますが、今日は霧の中。
それでも、帰り道は木道を通り、山の空気と雰囲気をたくさん味わえました。
鷹狩山越えのコースは、7名の少数精鋭で歩きました。
センターを出発し、まずは歩いて八坂で一番高い山、鷹狩山(1164m)の山頂を目指します。
植物のにおいを嗅いだり、
草笛を鳴らしてみたり、
山頂では、展望台から大町市街地を眺めたり、
山頂から続く小道を降りていくと、大町市の山岳博物館へ着きます。
お弁当を食べ、敷地内の動物園や、館内の自然物の展示を見学しました。
周辺の自然散策をゆっくりと満喫した時間となりました。
長期班は、明日から二度目のキャンプ。サバイバルキャンプと、古民家生活に分かれて1泊活動します。