« 第5回 ミニ山村留学 1日目 | メイン | 冬休み自然体験キャンプ 1日目 »
第5回 ミニ山村留学 2日目
富士見・諏訪湖
2日目も晴天!
今日は古道ハイキングとして、山荘周辺の森の道を歩きながら、栗拾いなど秋を感じる活動を行いました。
朝の起床は7時。
甲斐駒ヶ岳などの南アルプスや、釜無川に沿って流れる雲の絶景がみられました。
布団をたたんで支度ができたら、みんな外に出て朝のつどいをしました。
空気はヒンヤリしていましたが、大きな声で育てる会恒例の「やまびこ挨拶」を全員で行いました。
これは「ナツメ」の実。
「リンゴの味がする!!」と言う子もいて、みんな何度もとって食べていました。
朝食の配膳も協力して行い、朝からみんなしっかりと食べて活動準備万全です!
いよいよハイキングがスタート!
「いくぞー!」「おー!!」と掛け声をして、元気に歩き出しました。
畑の間を進み、しばらくすると森の中へ。
最初のポイントは「稗之底村跡」
ここは、わずかな田畑の耕作と周辺の森林の伐採で生計をたてていた人々が、高冷地の厳しい寒さに引越しを余儀なくされ、1,700年代に放棄されたと伝えられる村です。
鹿よけの電柵をくぐって中に入ると、少し神秘的な雰囲気がありました。
なんでも今では信州のパワースポットの一つとか。
この古村跡には、大先神社という古い神社があり、なんとも不思議な模様が彫られている石碑がありました。
今でも地元の方がお参りをしているらしく、みんなもお参りをして神社をあとにしました。
神社からしばらくは古い石造りの用水路脇を進み、青い水道橋を渡って森の小道に出ました。
水道橋は手前から見ると渡る部分が見えないため、子どもたちは「どうやってわたるのー?」と興味津々でした。
所々に別荘がある小道を進んでいくと、今までになく大量の栗が落ちているのを発見!
栽培しているものではない山栗なのでサイズはまちまちでしたが、みんなたくさん拾うことができました。
その先には溜池があり、カモがいたり秋の日差しを受けてキラキラしていて、とても綺麗でした。
森を抜けて田園地帯に入れば、ゴールの乙事諏訪神社はもうすぐです。
ここまで歩いて約2時間。
まだまだみんな元気いっぱいでした。
ゴールの乙事諏訪神社にはブランコやシーソーがあったので、しばしみんなで遊び、迎えのバスで山荘に戻りました。
山荘に戻ったら昼食です。
美味しい豚汁と鮭の混ぜご飯をいただきました。
毎食、当番の班が皿洗いや台ふきもやってくれています!
荷物整理や掃除が終わったら1時間ほど自由時間となり、最後は輪になって今回一番楽しかったことをそれぞれ発表しあいました。
帰りの電車では疲れて休む子もいましたが、隣同士話し込んだりして、最後まで仲良く過ごすことができました。
これで今年度のすずらん山荘での活動は全て終了です。
コロナ禍で実施できない回もありましたが、少しずつ子どもたちの楽しい声が戻ってきました。
また来年度も色々と企画しますので、みんなまた会いましょう!!
【今回のスタッフ】
チーフリーダー:アッキー
リーダー:おおけん、とぅもろー、みっちゃん、もっちゃん、やなぎー
厨房:くっしー
【今回の献立】
<29日夕食>
ご飯、おでん、ニラとモヤシのナムル、ひじきの煮物、そぼろかぼちゃ、りんご、イナゴの佃煮
<30日朝食>
ご飯、きのこ汁、厚揚げと玉ねぎの卵とじ、切干大根とこんにゃくのおかか炒め、豆苗ツナマヨ、ミニトマト、みんなが掘ったサツマイモとリンゴのサラダ、納豆、ヨーグルト
<31日昼食>
鮭と枝豆の混ぜご飯、豚汁、白菜の浅漬け、かんてんゼリー