« アルプスの里聖高原長期班・13日 | メイン | アルプスの里聖高原長期班・14日 »
8月14日 売木センターの様子
南信濃高原・売木
南信濃高原 長期班 7日目
活動が始まり、一週間 経ちましたが皆 元気です!
食事の配膳や掃除など班ごとに分担して行うことも、慣れてきて素早くできるようになってきました。
午前中は、2時間弱の選択活動。5人が選んだ太鼓班は、明日予定されているお楽しみ会での発表に向けて『ぶち合わせ太鼓』を繰り返し練習。
完成に近づけました。
子どもたちのたっての希望で、三宅島神着木遣太鼓の練習にも着手。初めての子もリズムを覚えました!
釣りを選択した子は6人と少人数。だから、木立のトンネルを流れる渓流も大丈夫ということで、歩いて釣りスポットへ。
アマゴやハヤなど程ほどの釣果があり、6人は意気揚々とセンターに帰りました。中には、網で挟み撃ちし、捕った子たちも。
釣りあげた魚の内臓を自分でとって、素揚げの準備をし、明日いただくことに。全員とても満足した様でした!
川遊び&ターザン班は、11人。曇っていたうえ、時折雨がぱらつく天気でしたが、林の中を流れる岩倉川の冷たい水に入って、元気に遊びました。
全員が一度はターザンごっこ遊びに挑戦! ブランコのように往復して楽しむ子も。
他にも、ゴーグルをして水中を見たり、水切りをしたり、カエルをリーダーの肩にのせて驚かせたりする遊びを楽しんでいた子たちもいました!
『やぎと遊ぼう』を選択したのは12名。まず散歩に行って、えさ集めをするチームと、先にえさ集めをしてから散歩に行くチームに、6人ずつわかれ、活動開始。
やぎとたくさん戯れることを楽しみにしていた子たち揃い。初めは手当たり次第 草を引き千切ってかごに入れていましたが、やぎが大好きな草や葉っぱを知ると、それを一生懸命集めていました。しかし、長続きはせず、「早くやぎの散歩がしたいな。」とか「まだかなぁ?散歩。」と。
ようやく交代すると、リードを持つ順番を決めて、皆で仲良く、やぎが行きたいところへついて行きました。草や葉っぱをたくさん食べたり、糞尿をしたりする様子を見て、驚いたり笑ったり。
そのうち、「やぎに乗れるんじゃない?」「体重が軽い人、乗ってみたら?」となり、ちょっとやぎに乗せてもらった子も!! なかなか上手でした。最後の方には雨が降り出し、やぎと一緒に全力疾走。存分にやぎと戯れることができました!
明日は台風の影響で終日雨の予報。そこで、皆が楽しみにしている明日の昼食予定『流しそうめん』を前倒しすることに。11時半から、大はしゃぎして歓声をあげながら、流れてくるそうめんをお箸で掴んで食べました。
降っていた雨が途中であがり、夏の太陽が! レインスーツを脱いで、「全然、掴めない...。」「全然取れないから、もういい...。」などと言いながらも結構食べていた皆。ミニトマトやうずらの卵・レタス・きゅうり・わかめ・缶詰のフルーツなども流れ、大盛りあがり。
午後から夜にかけては、ナイトハイキングをしました。小学5年生以上の、より達成感を味わいたい17名は、林道うつぼ売木線をセンターまで約17kmのAコースを選択。林道の途中の阿南町からセンターまでおよそ8kmのBコースを歩く小学3~5年生17名に見送られ、午後2時にバスで出発!
午後2時25分からお隣りの平谷村から元気に歩き始めました。
まずは、登り続け、五座小屋峠を目指します。暑いのを我慢して歩いていると、滝への遊歩道が。
進んでいくと、平谷の大滝が出現! 皆で鑑賞しました。あとはひたすら登り坂が数km続きます。
皆、結構なハイペースで一生懸命歩き、心配された集中豪雨にあうこともなく五座小屋峠に辿り着きました。「あー、疲れた。」とつぶやく子たちもいましたが。
あとは、しばらく下りが続きます。どんどん歩き、夕食のお弁当を食べるポイントに午後5時頃には着きました。
午後5時20分頃、Bコースの子たちとお弁当を積んだバスがポイントに登場し、Aコースの子たちと合流。ちょうどその頃から激しい雨が! 全員 レインスーツを着用し、急いで夕食のお弁当を食べました。
エネルギー補給が完了し、午後6時20分から一路センターを目指しました。
この活動期間中に仲良くなった友だちやリーダーと、たくさんお話しながら歩を進めます。
鈴ヶ沢から売木村へは峠道。歩いているうちに、辺りはどんどん暗くなっていったので、ヘッドライトを点灯。集団が縦長になりすぎないように歩きました。蒸し暑くなってレインスーツを脱ぐと、また雨が降ってきたり、しばらくすると止んだり。しっかり歩くことができる子たちで、3か所で小休止し、楽しくおしゃべりしたり、大きなカエルや虫を観察したりしながら、もうひと踏ん張り。
しっかりと自分の足で歩き、午後8時20分頃、全員無事にセンター着。
リーダーが「疲れた人?」と聞くと「はーい!」、「もっと歩きたい人?」と聞かれても「はーい!」
毎年 長期班恒例で、山越え谷越えの車がほとんど通らない道を歩くこのプログラムが楽しみで参加している子も多く、今回も踏破でき、素敵な笑顔がたくさん見られました。皆、よく頑張りました!
明日は最後の選択活動をしたり、夜は村の花火大会や盆踊りの順延が決定したのでお楽しみ会などをしたりする予定。